【妄想セブンデイズ】3つのお題でSS

夏生×弓弦でお題SS【連絡】【戦友】【まとめ】
※せりょゆづではありません。なつゆづです。


『もしもし?俺だけど。あのさー、弓弦ってゲーム好きだよな。おまえの部屋にハード色々あったじゃん。ふだんどーゆージャンルやってんの?』

「…………」

『ネトゲに興味ない? 俺、チーム作ったんだけど、メンバーが好き勝手やりたい放題の自由人ばっかでさー。リーダー補佐っていうかまとめ役みたいな奴が欲しいわけよ。で、戦友募集!って呼びかけてはいるものの、こいつだ!って思えるのがいねーんだよなー』

「…………」

『つーことで、弓弦どう? リーダーの俺が直々にスカウトしてやってんだぜ。光栄だろ、もちろん断るわけねーよなぁ』

「……………………」

『もしもーし』

「……………………」

『聞いてる?寝てんの? ……つか、おかけになった番号は現在、篠弓弦くんの携帯番号ではありませんパターン? あいつ変えやがったのか……。あ、ゴメンねどこかの誰かさん。間違えまし……』

「もうやめた!」

『あ?』

「もうゲームは卒業した。ハードだって全部妹に譲ったから。あと俺は格闘系とかアクションものしかやったことねーし。ネトゲに興味はない。だからあんたのチームになんか絶対入らない。入る理由がない。丁重にお断りします」

『…………』

「……んだよ。なんで黙ってるんだよ!あれから……あんたが音信不通になってから何年……何年経ってると……、思って……。なのにどうしていきなり平然と電話なんてかけてくるんだ!? わけわかんねえ!!」

『…………』

「何とか言えよ、夏生!」


「4年、2ヶ月」

『え?』

「今日で、あれから4年2ヶ月と11日が経ったよ。弓弦、全然変わってねーな。安心した」

『のん気に笑ってんなよ……。俺、怒ってるんだからな!』

「ははは、そうそれ。おまえに怒られるの、久しぶり」

『だから笑うなって!』

「冬至とは、うまくやってんの」

『ご心配なく。俺と冬至は超ラブラブだから!あっ、こないだの誕生日に指輪貰ったし。ちなみにペアリング。ほらっ!!』

「いやいや、見えねーから。……それで?」

『そ、それで、って……。だから』

「お揃いの指輪ねえ。輪っかひとつで、あいつとおまえの全てが繋がった気になってんだろ。だーから弓弦はおこちゃまだっていってるんでちゅ。おばかさんでちゅー」

『おっ……!?』

「22時、『さんかく公園の金平糖』で」

『えっ……』

「今から1時間後、あの場所で待ってるから。わかるだろ。来いよ」

『は!? 夏生、日本に帰って……。い……、っくわけねーじゃん。やっぱあんたバカだろ!!』

「弓弦」

『行かないって!』

「おまえは来るよ、絶対に。だって俺たちは4年前と同じバカ同士のまま、変わってないんだから」


【終】

※妄想のさらに妄想、大学編その後。なつゆづは悲恋なんです。
書き終わった後、お題あんまり関係ないね?って思いました(笑)


【セブンデイズ】偽物の恋-後篇-

「ゆづるさん、勝負しよう!」

弓弦は射位に立っていた。
道着を身につけ、左手には弓。右手には甲矢と乙矢。
ぐるりと見回した弓道場は、新築の家のように、新しい木のにおいで満たされていた。

(あれ? この道場、こんなにきれいだったか?)

弓弦は奇妙な違和感を覚えた。毎日練習している場所なのに、見慣れない。
けれど、とてもなつかしい。

「ゆづるさん?」

背後から聞こえた声に視線を向けると、少年が弓弦を呼んでいた。
背は弓弦の胸元に届くぐらい。変声期を迎えていないのか、声はまるで女の子のようだった。
切れ長の二重と、目元のほくろが印象的な、少年。

「悪ぃ、なんだって?」
「だから、勝負しようよ」

少年の華奢な身体には、弓はまだ大きくて。
構えることすらままならない。それでも彼は、一生懸命に弓弦の真似事をしてはしゃいでいた。

「バーカ。射法八節もろくにできねーガキが何言ってんだ。10年早いっつの」
「僕、子供じゃないよ。まだまだ成長期なの! すぐに、ゆづるさんの背に追いついて、ううん、追い越してみせるんだから。……そうしたら」
「ん?」
「……その時は、俺と勝負してくれる? 弓弦さん」
「ああ。受けてたってやるよ」
「約束だよ!」

弓弦はすこし屈んで、少年と目線を合わせた。
差し出された小指を、自らの小指でからめとる。瞬きをふたつ、し終えたときには、少年はよく知っている姿に成長していた。見上げた先で、彼はやわらかく微笑む。


「弓弦さん。俺は約束通り、会いにきたよ。ーーあなたに」



☆゚+。☆。+゚☆゚+。☆。+゚☆



偽物の恋 -後篇- のプロローグでした。
なんのこっちゃという方は過去の記事または通販のページをご覧ください……前篇はまだまだ在庫がございます……とらのあなさんと明輝堂さんにも委託してます……(宣伝)

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構想ねりねりしてたんですが、やっと執筆を開始しました。(遅っ)
今年の春に発行予定で、アレ……もうすぐ春ですねえ??(゚∀゚ ;)
いつまでが春です?5月はセーフです??

今月22〜24日に東京と横浜をウロウロしにゆくのですが、前篇でモデルにした公園へ遊びに行けそうなんですよー!わーい!!同行して下さるTさんとSさんに感謝です(*u_u)
もちろん横浜も満喫する予定です。前回オカコーには行ったんですが、ゆっくりできなかったので。山手あたりも巡ってきます〜!


【バレンタインSS】せりょゆづの2月14日

こんばんは。2月14日です。バレンタインでございます。
世間一般的には男女がキャッキャウフフする日かもしれませんがココではそんなの関係ねえ!こちとらBLであたまがいっぱいなんですよ。メンズをキャッキャウフフさせることに命かけているんです。言い過ぎました。

でも、弓弦さんと芹生はウフフしてるとは限りません……(●`w´●)

よろしければ、今年もお付き合いください。

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【セブンデイズ】夏生×弓弦【妄想大学編】

このブログではお馴染み、芹生夏生兄さんです!!大学編です。
本当はこちらもお題しばりで書いてたんですが、途中から収集つかなくなったのでただのSSとして読んでください(;^ω^)
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【セブンデイズ】お題でSS その3

3つ目は【セブンデイズ】芹生×弓弦です。

●せりょゆづで創作するならお題は……●
 愀の笑顔』 ◆悗困崘┐譴琶き合う』 『子ども扱いしないでくれ』

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【セブンデイズ】お題でSS その2

2つ目は【セブンデイズ】芹生×弓弦です

●せりょゆづで創作するならお題は……●
 慳樵亜戞´◆慄月』 『書簡』 です
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【セブンデイズ小説】ペニーローファーでさんぽ

こんばんは。
CRAFTを買うタイミングを失っている女・刀川です……。
ポイント貯めたいのでアニメイトで買うつもりだったのですがなかなか足を運べず……結局アマゾンかなーと思います。ああああああありみさーーーーーハァァァァン!ウオオ!ボコボコ!ウッ!

ところでセブンデイズ小説を書いたのですーー
よろしければ読んでください。
前回のありみさSSくらいの長さにしようか(。・з・。)φ〜♪
と思って書き始めたのに、仕上がってみれば3倍の長さになってしまいました。あれ!?


お時間のあるときにどうぞ!
なんか弓弦さんが乙女っぽいです……

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【せりょゆづSS】 言葉がなくても

風邪ひいてしまいましたーーー!
ということで、せりょゆづで1本お話を思いついたのでよろしければお付き合いください。



*―゚+.。o○*☆*○o。.+゚―*☆*―゚+.。o○*☆*○o。.+゚―*

いつもなら、起床するとまず弓弦さんにおはようのメールを送信する。
しばらく経っても沈黙を守る俺の携帯電話に苦笑しつつ、二度目のメールを送信。
そのあとに『いまおきた』と弓弦さんからの返信。
いつもなら、駅で彼を待つ間、同級生や後輩の女の子たちに声をかけられて談笑しているかもしれない。
いつもだったら、後ろから肩をたたかれて振り向くと、いつも通り寝ぼけ眼の弓弦さんが「おあよー」と締まりのない声を俺にかける。

……その『いつも』が今日は逆転していた。

-------------------------------------------------

待ち合わせの場所に向かうと、彼は数人の女の子に取り囲まれていた。

「しーの先輩! こんなところでなにしてるんですかぁ」
「誰か、待ってるんですかー?」
「あと1本遅れたら遅刻しちゃいますよ、あたしたちと行きましょうよー」
「バカ、篠先輩は芹生くんを待ってんのよ」
「えっ! ウソー、じゃあ待ってたら冬至先輩も一緒!?」
「ほんとですか、篠先輩」
「うん、ホント。君たちと行きたいのはやまやまだけど、俺が待っててあげないとアイツ泣いちゃうからさー」
「やだー! あははは」
「じゃあ、私たちはお先にー」
「先輩、ばいばーい!」

女子生徒の姿が改札口へと消えてゆくのを待ち、俺は弓弦さんの肩に手を置いた。

「おわっ! びっくりしたー! おっせーよお前! なに、風邪ひいたんだって? メールこねぇし電話にも出ねぇし、どーしたかと……」
「誰が……泣くって? 弓弦さん」
「…………」
「ゆづるさん?」
「ぶっ…………くくく、芹生、その声ひでえな! あっはは! だから電話に出なかったのか」

予想はしていたけれど、やっぱり大笑いされた。
昨日から、なんとなく鼻がむずむずして、喉の奥に違和感があるとは思っていたんだ。風邪の症状というのは、自覚するとあっという間に進行してしまうものだ。

「……弓弦さん、笑いすぎ。そんなに変?」
「うん、すっげーやばい!!」

……さわやかな笑顔できっぱりと言い切られた。

「ひどいな……俺だってひきたくてひいてるわけじゃ……」
「ぶふっ。あ、待ておまえ、あんま喋るな。つーか今日一日喋らないほうがいいんじゃねえ? 女子が聞いたらショック受けるぞ」

弓弦さんは肩を震わせている。
そこまでおかしいのだろうか……。だんだん気が沈んできた。弓弦さんの笑いのツボにひっかからないよう、俺はなるべく声の音量を落として話す。

「そういうわけにはいかないよ」
「まーな、でも無理しても悪化する一方だしさ。授業で当てられる以外は筆談でもしとけば?」
「無理に決まってるでしょ……」
「あっ、いいこと考えた。目で語る! 男なら瞳で語れよ、芹生!」

まったく、人事だと思って……。
弓弦さんは面白がって、俺にアレコレ思いつきで無茶な提案をしてくる。

「瞳で語れって言うけど、じゃあ弓弦さんがお手本見せてよ」

すこしだけ拗ねた口ぶり言う。
俺のかすれた小声を聞き取るために、ぴったり横にくっついて歩いていた弓弦さんが歩みを止めた。
「へ? 俺がー?」
「うん」

……弓弦さん、困るかな。困るだろうな。これで少しは、からかったことを後悔するだろう。
彼はうーんと宙を見上げて考え込んだあと、流れる歩行者の妨げにならないよう通路の端に寄れと俺を誘導した。そのまま手を引かれ、奥まったコインロッカーの影に身をかくすようにふたりで滑り込むと、弓弦さんが俺の顔を下から覗きこんできた。大きな茶色の瞳に、間が抜けた顔の俺がうつりこんでいるように見えた。お互い、しばらく無言の時間が続く。

「? え、と……弓弦さん?」
「…………」
「弓弦さん、ちょ……」
「お手本」
「え?」
「……だから、お手本、みせてるんだけど」

弓弦さんは、俺との距離をわずかに縮めた。背中に、硬くひんやりとした感触がぶつかる。

「俺が何を考えてるのか、当ててみな。芹生」

周囲の雑音を掻き消すような騒がしさで、俺の心臓は早鐘のように鳴った。彼がまばたきをするたびに、長いまつげが揺れる。
弓弦さん、それは……、ずるい。

「…………」
「ん?」
「…………、ス」
「きこえませーん」
「キス…………、したい?」
「なんで疑問系なの」
「いや……、だって」
「やーらしいなぁ、芹生。俺が朝から、んなこと考えてるとでも思ったのか」
「……え。え、ええ?」
「よし、じゃあ今度は俺がお前の思考を読み取ってやる」
「…………」
「…………」
「……わ、わかった? 弓弦さん」
「うん。おまえ超わかりやすい」
「……風邪、うつるよ」
「へーきへーき。芹生からウイルスをうつされるほど、俺は弱くない」
なんだか酷い言われようだなあ、と苦笑しつつ、俺は弓弦さんの頬にそっと触れた。
「当ててみて、弓弦さん」

「キスしたい!」


その後、俺たちが遅刻をしたのは言うまでもない。
さらに三日後、弓弦さんの声を聞いて吹き出した俺に、彼の鉄拳が飛んできたことは理不尽と言えよう。


■END■


【セブンデイズ】せりょゆづバレンタインSS

去年はイラストでしたが今年はせりょゆづSSを書きました〜(*'ω'*)
また勝手な妄想設定が散りばめられておりますが、ご了承願います……。

なぜフライングで13日にアップしたのかというと、本編に合わせてということで。
2月14日ではなく、前日のお話です。

それでは、【続きを読む】からどうぞ!

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秋の章、もうすぐ発送です

をためも 暑いですね……

もう9月も下旬になろうというのにこの蒸し暑さ。

かと思うと、急に寒くなるので油断はできません。

さて、お申込みいただいている方にはお待たせしております。

郵便小説【秋の章】ただいま準備中ですー。

紙が足りなくなったり……

補強用の厚紙を買い忘れていたり……(´゚∀゚`;)

してますが、近日にはお手元に届くと思います。

しばしお待ちを〜!


                
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同人活動してます。
PURSLANE(パースレイン)というサークル名でたまにイベントに出ることもあります。
【こちら】のページから、セブンデイズ・花のみぞ知るの本をお申込みいただけます。(自家通販)

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